2008年10月09日

変わりゆく島ー祭祀の記録から 南琉球の島々

2005年、冬、
東京、新宿の、
”とある”小さなビルでの映写会に行った!

写真家・比嘉豊光さんの作品「光るナナムイの神々」神歌編でした
衝撃を受けたのを、今でも鮮明に覚えています!

「長い期日通い続け、ウタキで自分の居場所が定まれば神様が通る場所でキラキラ光る蛍の大群。大雨の中のノッソリとサッカーボール大のヤシガニが足元に現れる。一日に三匹のヘビが登場した学校のヤシキダミニガイ。
陽光を浴びた木々の葉っぱに百匹以上のチョウチョが羽を休めている、気配を感じ一匹一匹そぉーと目の前を飛び去った。
ひっそりとオバー達の神歌に聞き惚れて神庭にでると、月も出ていないのに月の明かりのスポットライトを浴びされる自分が居る。
ウタキは不思議な場所である」


”人間存在の根底から湧き出す神と人との融合の瞬間を”


豊光さんは、いったい何物だろうか?
男禁制の神空間へ、入ることを許された豊光さんとは?

文化人類学者でも入れない神空間に・・・

今後出す予定の、続編「ユークイ編」を観ることを、
豊光さんと約束して、
冷たい小雨の中、会場をあとにした・・・




あれから、3年が過ぎ、
やっと「ナナムイ ユークイ編」に辿りつく・・・


会場:法政大学市ヶ谷キャンパス 外濠校舎等 
10:00開場~ 18:00頃まで
JR、地下鉄「飯田橋駅」、「市ヶ谷駅」から歩いて10分
入場料金:1日1000円 申し込み不要 当日会場にて受付
問い合わせ:法政大学 沖縄文化研究所 03-3264-9393


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10/11
Sat 10:00   開場

10:30~  i 『ナナムイ ― 第2章 ユークイ編』 (79分)

        - 休憩 -

13:00~  u 『竹富島の種子取祭』 (55分)

14:10~  v 『石垣川平のマユンガナシ』 (39分)

15:00~  s 『ユークイ~祈りの島 宮古・池間島 (25分)

15:30~  t 『島語り 島の声~ユークイの島2001』 (27分)

16:10~  w 『島語り 島の声 ~狩俣の祭祀は今』 (18分)

17:00~ 
  シンポジウム 【変わりゆく島-祭祀の記録から】
          (タイトル仮)

     司会: 得能壽美 (沖縄文化研究所研究員)

  パネリスト: 北村 皆雄 
        (ヴィジュアル・フォークロア 代表)
         新里 光宏 (宮古テレビ ディレクター)
         比嘉 豊光 (琉球弧を記録する会 代表)
         宮国 優子 (『読めば宮古』編者)
         奥浜 幸子 (宮古郷土史研究会会員)




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Posted by パイパティローマ at 14:19│Comments(0)琉球文化
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